1. 最近少しツイッターから離れていたが(意図せず)、その間にツイッターの使い方について色々と考えさせられたことがある(気をつけるべき点に新たに気づいたということ)。今はまだ共有できる(すべき)段階ではないと思うが、まずは自らのツイッターとの付き合い方を精査していきたいと思う。

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  1. 企業のツイッター利用についてお問い合わせを戴く機会が増えてきたので、自分なりの見解をまとめてみたいと思う。(以下長文)
  2. 企業のソーシャルメディア活用方法は、短期的な売上アップのために使うか、長期的な利益向上(ブランディングや顧客との関係強化などなどなど)に使うかを選ぶことができる。(どちらが有益か?その用途は業種や新規客向けか既存客向けかによっても異なる。)
  3. すでに認知度の高い企業であれば販促オンリーで成果を出すことは可能。(必ずしもそれが“有効”とは限らない。)しかし、あまり世に知られていない企業の場合は、フォロワーを集めることさえ大きな関門となるかもしれない。そのため多くの場合は、まずは長期的な視点で取組むことを前提とすべき。
  4. 売りの色を出さずに見込客・既存客にとって有益な情報を提供することで、認知度だけでなく信頼とロイヤルティを高めることができる。また、顧客と対話することにより、個々の顧客満足を高めるだけでなく、商品・サービス品質向上のヒントを得たり、市場調査や風評調査に役立てることもできる。
  5. その活動の成果が出てきて初めて、「売り」の色を出していくことも可能になる。しかし、直球で物を売ろうとすると折角構築した関係を壊しかねない。そこはソーシャルメディアの元来の特性を活かし、ユーザーが口コミをしたくなるような企画を考える。(単なる安売りキャンペーンなど全く無意味。)
  6. 以上はソーシャルメディアの“基本的”な使い方。本当は伝えたい情報はこれだけにとどまらない(もっと面白いことができる可能性がすでに見えている)のだけれども、そこから先については追々機会があれば伝えていければと。(まずはクライアントで実践(実験)&検証していきます。)
  7. 近いうちに、ホームページ内に「ツイッターコラム」ページ(過去に書いたツイートの中から有益な情報を選んでコラム形式に読みやすくまとめたもの)を作ってみよう。
  8. 2週間後に友人がペルーに引越すことに。先月はマチュピチュで洪水があった。そして今度は(大分離れているが)チリでの大地震。今からツイッターを始めるよう、友人には強く薦めることにする。
  9. 特に、後半部分の「トラブル対処法」以下は必読。 QT@toru_saito [今日のブログ] - 【速報】ソーシャルメディア炎上考察 ~ ペプシ Refresh Project のトラブルとその顛末 http://bit.ly/caJ8yn

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  1. 異論あり。 QT@ikedanob: 日本の会社がだめなのは、お客様のことを考えすぎているためだと思う。ジョブズのように「おれは作りたいように作る。わからないやつはアホだ」という傲慢さがイノベーションの極意。 http://bit.ly/9gnwrU
  2. 【反論1】数多くの失敗を許容する余裕のない中小企業においては「オレオレ視点」を貫くことは基本的に困難。【反論2】そもそもイノベーションとは、お客様や社会を理想の姿に導くことができるものは何か?という思考から生まれるべきもの。つまりそれは「究極の顧客視点」だと捉えることもできる。
  3. それはすでに「顧客視点」を超えた「顧客啓蒙」だとも言える。ジョブズ流のイノベーションを実践して成功できる日本企業は実際限られるだろうが、それに対して前述のような視点でイノベーションを目指すことはむしろ全ての商売人の“義務”であるし、それによって結果も自ずと導き出されるはずである。

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